項目1:図書館行政・読書でかがやく未来を築くまちの推進を
読書活動は、言葉や知識を学び、感性を磨き、表現力や創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で大切なものである。読書の質である読み解く力、要約する力、分かりやすくまとめて伝える力などの読解力向上を目指した能動的な読書は乳幼児期からの読書習慣の形成が基盤となる。本は人生のパートナーであり、ライフステージに応じた読書活動の推進と環境づくりが重要である。
市は、市民の読書活動を総合的に推進することを目的に、平成28年3月「宗像市読書のまちづくり推進計画」(計画期間平成28~36年度)を策定している。計画期間9年間のうち、中間となる令和元年度にこれまでの成果や取組内容等を検証するとともに、社会情勢の変化等を踏まえ、より具体的で実効性のある内容となるよう後期5年間(令和2~6年度)の計画の推進について見直しを行っている。
また、令和6年度施政方針では「市民図書館の運営につきましては、利用者の利便性向上と読書に係るバリアフリーを推進するとともに、市民が「知る・学ぶ」ための情報拠点となることを目指し、取り組みを進めてまいります。」とある。
そこで、市の図書館行政、読書のまちづくりについて、以下質問する。
(1)市の図書館行政、読書のまちづくりに関する基本的な考え方、現状と課題、今後の対応は。
(2)宗像市民図書館について
①施設、予算、蔵書数、利用者数等の現状と課題、今後の対応は。
②宗像ユリックスにある中央館は開館から35年が過ぎている。1階と2階に分かれ、らせん階段でつながっている。利用者の利便性向上と読書に係るバリアフリーを推進、市民が「知る・学ぶ」ための情報拠点となることを目指すとは具体的にはどのような取組を行うのか。
③宗像市電子図書館の現状と課題、今後の対応は。
④雑誌スポンサー制度の現状と課題、今後の対応は。
⑤図書館資料の有料郵送サービスの現状と課題、今後の対応は。
⑥リファレンスサービスの現状と課題、今後の対応は。
(3)児童生徒への読書活動の啓発、市立学校図書館の現状と課題、今後の対応は。
(4)司書、司書教諭の確保について現状と課題、今後の対応は。
(5)「図書館を核にしたにぎわいづくり」や「コーヒーチェーン店を併設」など特色ある取組を行っている公立図書館がある。「定住都市むなかた」における図書館の役割をどのように考えているのか。
議会だより令和6年第1回定例会号より引用