宗像市議会 議会報告会(議員座談会) 市議会公式サイトより
「市議会は、市民と議会とのつながりを深め、より一層の信頼関係を築くとともに開かれた議会を目指し、平成22年7月に宗像市議会基本条例を制定しました。議会報告会(議員座談会)は、議会の報告と市政全般にわたって市民のみなさんと自由で活発な意見交換を行うことを目的に開催するものです。」
今年度、社会常任委員会では、所管する事業のうち、障がい者福祉に関連する、放課後等デイサービス、児童発達支援事業をテーマに勉強会を行い、関連する事業者の人との意見交換会を行いました。報告書は下記のとおりです。
令和6年度 意見交換会報告書 宗像市議会 社会常任委員会
事前に市役所の担当部署に「放課後等デイサービス」(福祉政策課)、「児童発達支援事業」(子ども支援課)についてレクチャーを受け、発達支援センター療育施設 「のぞみ園」、相談支援事業所「のぞみ」と宗像市障害児通所支援事業所「げんきっこくらぶ ほっぷ」を訪問し、実際の現場を見せていたいただいたうえで、担当者の方と様々な意見交換会を行いました。
「のぞみ園」「のぞみ」では、利用者に寄り添った対応をされていると感じました。子どもの特性をなかなか受け入れづらい保護者もいる中で安心して相談や必要な支援が受けられるような体制が必要であると思います。特性を持つ子どもの数が増加している中で、心理職の配置など体制の充実強化が求められていると感じました。
「げんきっこくらぶ ほっぷ」では重度障がい者の方の特性に対応した療育が行われています。様々な工夫がなされており専門家による適切な支援が受けられることが当事者や家族にとって、とても大事なことであるかを再認識しました。行政として当事者や家族に適切なサポートが届く体制の充実が必要であると感じました。
これまで、令和4年第3回定例会(9月)一般質問、令和5年第3回定例会(9月)一般質問で障がい者福祉に関する一般質問を行っています。
(4)障害者の雇用の促進等に関する法律では「障害者である労働者は、経済社会を構成する労働者の一員として、職業生活においてその能力を発揮する機会を与えられるものとする」とあり、地方公共団体の責務として、自ら率先して障害者を雇用することや、障害者の雇用の促進及びその職業の安定を図るために必要な施策を、障害者の福祉に関する施策との有機的な連携を図りつつ総合的かつ効果的に推進するように努めることが定められている。
①市はどのような理念で障がい者雇用に取り組んでいるのか。また、市の障がい者雇用状況は。
②障がいを有する市民の就労状況は。また、市はどのような取組を行っているのか。
③令和7年4月福岡県立宗像特別支援学校(仮称)の開校を見据え、市は卒業後の就職対策をどのように考えているのか。
(5)労働局と雇用対策協定を締結することで、市長と労働局長がその地域の課題に対する共通認識を持ち、役割分担、連携方法を明確化することや、連携策のパッケージ化による効果的なPDCAの実施や発信力の強化を図ることが可能である。福岡労働局、ハローワークとの連携のもと障がい者雇用対策等に積極的に取り組み、「定住都市むなかた」の柱の一つにできないか。
今後も障がい者福祉に関する取り組みを行っていきたいと思います。