今年の4月から開始された制度があらためて7月30日の定例記者発表、プレスリリースで周知されました。議員にも8月4日の市執行部との連絡会議にて案内がありました。奨学金返還支援、就活中の交通費交付制度は特に若者に宗像市に住み続ける、住んでもらうことに一定のインセンティブになるのではないかと思います。制度の詳細については、
市移住・定住サイト「ムナカタに住む」 トップページ > 住む > 制度を知る に掲載されています。
https://www.munakata-live.com/live/support/index.html
現在のところ、申請は紙ベースで様式がサイトに掲載されています。今の大学生や若者は、大学受験や履修登録、就職活動のエントリー等すべてオンラインの申請が当たり前になっている世代だと思います。制度を適正に運用するために確認書類が必要なのはわかりますが、オンラインの申請が出来るようになることを検討しているのか連絡会議でも質問いたしました。リーフレットも作成されているようですが、サイトにPDF等はまだ掲載されておらず、こちらも今後掲載されていくとのことでした。
いくら制度を作っても、利用されなければ意味がありません。奨学金を借りた若者の負担はよく知られているところですし、こういう制度をぜひ活用していただきたいと思います。
令和6年7月30日宗像市経営企画課プレスリリースより
「移住促進や若者世代の定住促進を目的に、新たに移住支援金・地方就職支援金・奨学金返還支援補助金の3つの支援策を令和 6 年 4 月から開始しました。日本の人口減少が進む中、本市の人口は9万7千人前後で推移していますが、本市の人口推計では今後の人口推移は減少傾向にあります。今後も、市内への雇用の増加や経済・社会の持続可能性を確保するため、これまで取り組んできた子育て・教育環境の充実等の施策による移住・定住の促進に加え、新たな支援策で移住者を呼び込みます。また、移住支援金では、保育士・介護職といった人材確保困難職種へ就職することなどを対象者要件とし、地域産業を担う人材を確保し、宗像で暮らしやすい環境を整えます。今後は首都圏の移住検討者への PR を強化し、“定住都市むなかた”実現に向け、取組みを進めていきます。」
①移住支援金
概 要 : 福岡県外から宗像市に移住及び就業した人に移住支援金を交付
補助金額 : 単身60万円、世帯100万円、18歳未満の子ども1人につき100万円加算
②地方就職支援金
概 要 : 東京圏の大学を卒業予定で、宗像市内に移住及び福岡県内の企業に内定を受けている人に就活中の交通費を交付
補助金額 : 就活中の交通費(最大2万2千円)
③奨学金返還支援補助金
概 要 : 奨学金を利用して大学等に進学し、卒業後市内に居住する人に、奨学金返還支援に要した費用を交付
補助金額(最長5年) : 市外就職 年間12万円、市内就職 年間18万円、
市内就職(保育士、介護職の方) 年間24万円
※各支援金、補助金には対象者要件あり。詳細は公式サイト参照