宗像市 宗像偉人マンガ「出光佐三」特設サイト より引用
「佐三氏は出光商会を設立し、日本の石油産業の発展に貢献してきました。過去に小説や、映画にもなり、石油産業における活躍は多くの人が知るところとなりました。経済活動の一方、「人間尊重」を理念に掲げ、教育の発展や人材の育成に支援を惜しみませんでした。宗像大社(当時は宗像神社)を生涯にわたり厚く崇敬していた佐三氏は私財を投じて、再興に尽力しました。その功績もあり、宗像大社は平成29年7月、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。また、人材育成にも注力し、福岡教育大学誘致にも尽力しました。宗像を愛した佐三氏のエピソードについて、幅広く知っていただくため、読みやすいようにマンガで紹介しています。」
私の母校でもあり、子どもたちも通った宗像市立赤間小学校の偉大なる先輩です。学校には出光佐三氏の資料のコーナーがあります。また赤間宿通りにも出光佐三展示室があり、生家も残っています。赤間宿まつり時に子どもたちが生家のボランティアガイドを務めるなど、子どもたちにとって「身近に感じられる偉人」なのかもしれません。
令和6年第1回定例会(3月)一般質問で「図書館行政・読書でかがやく未来を築くまちの推進を」テーマに取り上げました。その中で施政方針にも取り上げられていたこのマンガについて質問を行っています。
質問 今回の施政方針に、出光佐三氏の功績を伝える偉人漫画が制作されると聞いております。これは市内の児童生徒への配布というのはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
答弁 出光佐三氏の偉人漫画の活用についてでございますが、子どもたちが手に取りやすいように、各学校のほうに数冊ほど配布させていただきたいと考えております。ぜひ多数の児童生徒に読んでいただきたいと思っております。
要望 学校図書館で多くの方に手に取っていただきたいとは思うんですが、せっかくこれだけの偉人の方がいらっしゃって、漫画を制作する。これたしか補助金で制作されるかなと思うんですけど、せっかくであれば、児童生徒の皆さん全ての方に読んでいただくとか、そういったのも特色の一つではないかと思います。例えば中学生の皆さんにお配りして、中学校入学時に、これから毎年プレゼントしていく、地域の偉大な先輩をしっかり学んでいく、そういったことも図書館行政の一つではないかと思いますので、これは要望とさせていただきます。
各学校の図書館に数冊ずつ配布されるとのことです。せっかくなので、児童生徒全員にプレゼントしてもいいのではないかと思います。私も発売を楽しみにしています。