令和6年6月26日、宗像市は【観光庁】特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業を実施するためにインバウンド消費拡大・質向上推進事業委託料として4,442万5千円の補正予算を市議会に提出し、賛成多数で可決されました。100%国の財源により事業が実施されます。親日国、台湾の方などを中心に観光客に特別な体験をしていただきます。宗像で思い出に残る観光を楽しんでいただければと思います。
予算審議資料、予算第1委員会報告書より
1 観光庁の「特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業」として、本市の事業が採択されたため、予算計上するもの。事業の財源は、全額国庫補助となる。
2 一過性の国際観光誘致を行うのではなく、地域住民と共に地域の観光コンテンツを造成し、観光基盤を整え、地域の生産者・事業者が継続的に稼ぐ仕組みをつくることが本事業の目的である。
3 事業内容は、宗像大社の海上神幸「みあれ祭」の観覧等を中心に、宗像の食文化と歴史を融合した高付加価値な体験を提供するツアーを企画し、訪日リピーターの多い台湾などを中心に海外からの観光客を誘致するもの。事業による誘客数は290人、波及効果を含む客単価は20万円程度を見込んでいる。
概要 観光庁から国庫補助事業として採択を受けたことから、本市において地域の食と文化を核とした国際観光誘致事業を実施するもの。
予算額44,425千円
財源 国庫補助金(補助率10/10)
事業内容 実施目的:地域住民が一致団結してインバウンド受け入れ体制を整え地域の生産者・事業者が稼ぐ仕組みをつくる。
実施予定期間:令和6年9月~10月
【体験コンテンツ・イベント等の内容】
1.(プレイベント)【9月末】
神湊の砂浜にて、民間事業者・地域と連携した新たな祭りの開催
砂浜にかがり火を焚き、海への安全祈祷/太鼓演舞/地元住民と盆踊り体験→地域のにぎわいづくり、宿泊コンテンツの造成
地元漁師中心の日曜市
次年度以降も継続実施するため、地元主体で実施体制を整える
→一次生産者の所得向上
2.(本番)【10月1日】
空と海から観覧【宗像大社「みあれ祭」海上神幸】
伝統祭の観覧・参加:無形民俗文化財「みあれ祭」スカイクルーズ/洋上パレード観覧
3.(ポストイベント)【10月10日~15日】※
世界遺産・文化遺産を活用した体験
世界遺産「宗像大社」の心字池水上ステージで歴史と文化をテーマにした光と音とアートの宴
(地元人材の活用)
鎮国寺奥の院宿坊体験/火の信仰を感じさせる特別な演出と奥の院護摩供
→新たな体験コンテンツ造成による高付加価値化
1~3(共通)宗像を堪能する美食の旅
世界遺産を守ってきた漁師の営みを体験。「Save the Sea」のメッセージを発信。
豊かな自然が育む農産物と畜産物、釣った魚を好みに合わせて料理。
→生産者と飲食店の取引増進と高付加価値化