国際ロータリーのステファニー・アーチック会長による2024-25年度会長テーマは「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)です。多くの人びとを救うロータリーの力を認識してこれをさらに広げるよう呼びかけられています。
「誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません」。2024年1月8日、ロータリー国際協議会でアーチック会長エレクトは次期地区ガバナーにこう語りました。「それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです」
ステファニー・アーチック会長は二人目の女性国際ロータリー会長です。最初の女性会長は2022‐23年度国際ロータリー会長のジェニファー E. ジョーンズ氏でした。
私が所属する宗像ロータリークラブも7月より新年度がスタートしました。今年度の会長は宗像クラブ初の女性会長である野口会長が務められます。
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女性のトップというのもだんだん珍しくなくなって、それだけでは話題にならないのが本来の男女共同参画社会かと思います。最近では日航でキャビンアテンダント出身の女性の方が社長に就任されましたし、福岡労働局の局長の方も女性です。
宗像市では伊豆美沙子市長は女性ですし、議会では議長、副議長にかつて女性が就任しており、女性リーダーが当たり前の土壌が少しづつ出来ているのではないかと感じます。「女性市長ならではの」という言葉もありますが、私は伊豆市長であれば「伊豆市長ならではの」市政を期待しております。首長や議員は様々な経験や立場をもっていることが望ましいとは思いますが、必ずしも「当事者」「経験者」である必要はないかと思います。
中央省庁の事務方トップである事務次官、初の女性事務次官は松原亘子さんでした。1997年7月1日に当時の労働省の事務次官に就任されました。その後、2013年7月2日に厚生労働事務次官になられた村木厚子さんが二人目でそれ以降は女性の事務次官はいらっしゃらないようです。自分は組織的にはお二人の下で働いたことになり、少し誇らしく感じます。ハローワークは職業選択は「適正と能力」に基づいて行うべきであるという考え方で、決して「性別や年齢」ではないのです。求人時、男女不問の男女雇用機会均等法や年齢不問の雇用対策法を扱う最前線の職場です。そこでの経験が今の自分に大きな糧になっていると考えます。
ハローワークは退職し立場は異なりますが、みんなが暮らしやすい社会を目指して今後も活動していきたいと思います。宗像ロータリークラブでの経験もとても大きなもので、これからも大切にしていきたいと思います。